東洋医学のこの時期の養生法

函館もすっかり秋の陽気になってきました!
 
 
二十四節気の中で、8月23日頃からは<処暑>と言われ
暑さも峠を越え朝夕次第に冷気が加わる時期と言われています
 
 
そんなわけで今日は、この時期の養生法をご紹介致しますので、ぜひ生活の中に取り入れてみてください
 
 
 
秋は自然界の存在する6つの気の中で<燥>(乾燥の意味)
五行は<金>
五臓は<肺>に属します
 
 
そのため、出やすい不調として
咳、喉の痛み、ドライアイ、髪の毛のぱさつき、鼻炎、便秘
皮膚の乾燥など、体の上背部に症状が出るのが特徴です
 
 
また、この夏の高温多湿とエアコンの影響から急に冷えを感じる事も考えられます
 
 
 
☆養生のポイント☆
大気の乾燥から体を守り滋潤性のものを取り入れる事!
 
☆お勧めの食材☆
 
☆水分不足を補う食材~
百合根、長芋、白菜、大根
2015-08-25-15-27-41_deco特に百合根と山薬(長芋)は漢方の生薬になっている食材なので積極的に取りましょう
 
 
 
☆咳が出る、気管支が弱いと感じる方~
金柑、梨、銀杏
 
 
 
☆肌荒れや冷えを感じる方は補血作用の食材を~
黒豆、ニラ、くこのみ
●上の写真の陳皮(ミカンの皮)は血流改善、整腸作用、美肌効果抜群!
自分で簡単に作れるので、私は入浴剤にしたり、料理の風味つけにしてましたよぉー!
 
 
 
☆オススメのお茶~
気を巡らせ肺を潤す<お花のお茶>
ジャスミン、菊花茶
2015-08-25-15-28-50_deco当サロンの漢方茶の<肺のお茶>は肺に有効なあらゆる生薬が全て入っております
また、漢方アロマの<開>も肺に入りこの時期の不快感を穏やかにしてくれますよ!
 
 
 
このように、気候が変わり。。体の陰陽バランスも変わり。。
その時期に合った養生法があります。
 
 
このブログを読んで下さった方が、1つでもこれを生活の中に取り入れて心身ともに健康でありますように。